【高校2年生】第3回医療看護講座を実施しました!
- 公開日
- 2025/11/19
- 更新日
- 2025/11/19
お知らせ
本校では、進路指導とキャリア教育の一環として、医療・看護分野への理解を深める特別講座を実施しています。全3回実施の最終回の今日は、順天堂大学より長沼先生をお招きし、「脳死と臓器提供」をテーマとしたディベートと講義を行いました。
講座の前半では、生徒たちが賛成派・反対派に分かれ、「脳死は人の死と言えるのか」「臓器提供はどこまで本人の意思を尊重するべきか」「家族の判断はどこまで認められるのか」といった論点について、調べた内容をもとにディベートを行いました。生徒は自分の価値観だけでなく、医学・法律・倫理・家族の心理など、多面的に問題を捉えながら意見を交わし、積極的に議論に参加する姿が見られました。
講座の後半では、長沼先生から脳死・三徴候死の違い、脳死が非常に稀な死の形態であること、そして日本で臓器移植がどのように発展し、推定同意制度や家族同意の問題がどのように議論されてきたかについて、専門的な解説をいただきました。また、「脳死は臓器移植を可能にするために作られた概念である」という歴史的背景や、「身体は誰のものか」という哲学的問いにまで話が及び、生徒は医療の奥深さに強く惹きつけられていました。
最後に長沼先生からは、「答えが一つに決まらないからこそ、考える意味がある」「今日の議論を経て、自分ならどう選択するか自分の考えを持ってほしい」というメッセージがあり、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
本校では、進路指導とキャリア教育の一環として、医療・看護分野への理解を深める特別講座を実施しています。全3回実施の最終回の今日は、順天堂大学より長沼先生をお招きし、「脳死と臓器提供」をテーマとしたディベートと講義を行いました。
講座の前半では、生徒たちが賛成派・反対派に分かれ、「脳死は人の死と言えるのか」「臓器提供はどこまで本人の意思を尊重するべきか」「家族の判断はどこまで認められるのか」といった論点について、調べた内容をもとにディベートを行いました。生徒は自分の価値観だけでなく、医学・法律・倫理・家族の心理など、多面的に問題を捉えながら意見を交わし、積極的に議論に参加する姿が見られました。
講座の後半では、長沼先生から脳死・三徴候死の違い、脳死が非常に稀な死の形態であること、そして日本で臓器移植がどのように発展し、推定同意制度や家族同意の問題がどのように議論されてきたかについて、専門的な解説をいただきました。また、「脳死は臓器移植を可能にするために作られた概念である」という歴史的背景や、「身体は誰のものか」という哲学的問いにまで話が及び、生徒は医療の奥深さに強く惹きつけられていました。
最後に長沼先生からは、「答えが一つに決まらないからこそ、考える意味がある」「今日の議論を経て、自分ならどう選択するか自分の考えを持ってほしい」というメッセージがあり、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。