学校日記

☆4月5日(日) 卒業生に贈る“この1冊”9

公開日
2020/04/05
更新日
2020/04/05

校長室発

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「坂の上の雲」

 司馬遼太郎








私がお薦めする本は、司馬遼太郎先生の「坂の上の雲」です。
授業の中でも話をして、教科書上では、内容は数行で終わってしまいますが、日露戦争のお話です。
勝てるはずのない極東の小国・日本が、当時最強と謳われたロシアのバルチック艦隊に挑み、破るお話です。
いまだに世界に名をとどろかす名将の東郷平八郎など、日本近代国家としての最初の時期に「熱く生きた」男たちの作品です。
これから広い社会に出ていく卒業生たちの活力になってくれるような本だと思います。
長編の歴史小説なので、とっつきにくいですが、とてもおもしろいと思います。

by 杉山和義








☆熱く生きる

むいていなければ、さっさとやめる。
人間は、自分の器量がともかく発揮できる場所を選ばねばならない。

己の意見もない者が、他人の意見を読むと害になるばかりだ。

実施するのは頭脳ではない。
性格である。
そういう性格をつくらねばならない。