学校日記

☆4月4日(土) 卒業生に贈る“この1冊”8

公開日
2020/04/05
更新日
2020/04/05

校長室発

https://swa.numazu-szo.ed.jp/numazu411/blog_img/2083334?tm=20240127115407


「砂漠」

 伊坂幸太郎








5人大学生活の模様を描きながら、友情・恋愛・バイト・マージャン等、おもしろいことを求めつつ、事件に巻き込まれたりする。

読んでいて楽しく心にしみる言葉が盛りだくさんでおすすめです。

最後の卒業式での学長の言葉を贈ります。

「学生時代を思い出して、懐かしがるのは構わないが、『あの時は良かったな。オアシスだったな。』と逃げるようなことは絶対に考えるな。そういう人生を送るなよ。」と言い切った。そして、最後に「人生にとって、最大の贅沢とは人間関係における贅沢のことである。」

by 遠藤信子








☆ハングリーであれ。愚か者であれ。

まずは、点と点をつなげる、ということです。…
将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。
できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。
だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。…

2つ目の話は愛と敗北です。…
アップルを追われなかったら、今の私は無かったでしょう。
非常に苦い薬でしたが、私にはそういうつらい経験が必要だったのでしょう。
最悪のできごとに見舞われても、信念を失わないこと。
自分の仕事を愛してやまなかったからこそ、前進し続けられたのです。
皆さんも大好きなことを見つけてください。仕事でも恋愛でも同じです。
仕事は人生の一大事です。
やりがいを感じることができるただ一つの方法は、すばらしい仕事だと心底思えることをやることです。
そして偉大なことをやり抜くただ一つの道は、仕事を愛することでしょう。
好きなことがまだ見つからないなら、探し続けてください。
決して立ち止まってはいけない。本当にやりたいことが見つかった時には、不思議と自分でもすぐに分かるはずです。
すばらしい恋愛と同じように、時間がたつごとによくなっていくものです。
だから、探し続けてください。
絶対に、立ち尽くしてはいけません。

3つ目の話は死についてです。…
私は17歳のときに「毎日をそれが人生最後の一日だと思って生きれば、その通りになる」という言葉にどこかで出合ったのです。
それは印象に残る言葉で、その日を境に33年間、私は毎朝、鏡に映る自分に問いかけるようにしているのです。
「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」と。
「違う」という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということです。…
あなた方の時間は限られています。
だから、本意でない人生を生きて時間を無駄にしないでください。
ドグマにとらわれてはいけない。
それは他人の考えに従って生きることと同じです。
他人の考えに溺れるあまり、あなた方の内なる声がかき消されないように。
そして何より大事なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つことです。
あなた方の心や直感は、自分が本当は何をしたいのかもう知っているはず。
ほかのことは二の次で構わないのです。

ハングリーであれ。愚か者であれ。
私自身、いつもそうありたいと思っています。
そして今、卒業して新たな人生を踏み出すあなた方にもそうあってほしい。

スティーブ・ジョブズ、スタンフォード大学の卒業式スピーチより


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