５年月組　算数の授業風景です。小数のかけ算です。これまで掛ける数は自然数、そして１より大きな小数を扱ってきました。したがって子どもたちの中には、かけ算というと増える計算という概念が自然とできあがっています。そこで担任は応用問題の中に
　　×１．２　　×０．８　　×２．１
と掛ける数が１よりも小さな数のものを意図的に入れ計算をさせました。
子どもたちは計算の仕方は分かるのでどの子も３問ともできていますが、答えの数値に気持ちはいきません。ここで担任が「この中に今までのかけ算と違う仲間が１つあります。どれでしょう？」と問いかけます。最初は困る子が大半でしたが、一人二人と気づく子が出てきます。今日は、１よりも小さな数を掛けるともとの値よりも小さくなることを学習しました。