今から９年前の２０１１年（平成２３年）３月１１日１４時４６分に、最大震度７（マグニチュード９．０）の地震が発生しました。
　このとき、私は２年生の担任として、１年生と一緒に、体育館で卒業を祝う会の練習をしていました。突然、大きな横揺れが始まりました。まるで船に乗っているような揺れ方でした。とっさに、子供たちをライトの下に行かないよう声をかけました。揺れが収まるのを待っている間、子供たちは声も出せず、ただただ肩を寄せ合って座っている姿を思い出します。
　３年生は、お別れ遠足の帰りに、東名厚木インターの入口で足止めされました。午後１１時過ぎに、なんとか学校に戻って来ることができました。
　その年の卒業証書授与式は、計画停電の関係で、開式を１時間以上遅らせ、冒頭、被災された方々への黙祷を行ってから、式を始めたことを思い出します。　　【写真は、今日の千本小の様子です】