私からのおすすめの本を紹介します。

「あさになったのでまどをあけますよ」　荒井良二　著　偕成社

　この本は、東日本大震災の後、作者の荒井良二さんが被災地を訪れ、人々と交流しながら描いた絵本です。ページをめくると、窓をあける子どもの姿が目に飛び込んできます。「あさになったので、まどをあけますよ」
　ただそれだけで、新しい一日の始まりがかんじられます。そして，なにげない日々のくり返しの中に幸せがあることを教えてくれます。

　今週から、分散登校ですが、学校が始まります。
　「明けない夜はない」
　希望に満ちた日常が早く訪れる日を願って，毎日を大切に過ごしましょう。