学校日記

今日の朝礼(29日)

公開日
2020/05/29
更新日
2020/05/29

校長からのメッセージ

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 5月29日(金)です。おはようございます。

 らいしゅうのげつようび、6月1日に、れいわ2ねんどがはじまります。しん1ねんせいのみなさん、なんども、なんどもまたされた、いまざわしょうがっこうのにゅうがくしき、こんどこそ、その日をむかえることができそうですね。ほごしゃのみなさまも、きゅうこうがえんちょうされるたびに、よていをへんこうしていただいたり、がっこうにきていただいたりしました。ありがとうございました。2かげつかんまっているうちに、きせつは春(はる)から初夏(しょか)へ、うつりかわっています。げつようびがすこしすずしくなってくれればとおもいます。

 せんしゅうからとうこうびがはじまり、すこしずつ学校へくるという日常(にちじょう)にちかづけることをめざしてきました。まいあさとうこうすること、学校でべんきょうすること、ともだちとあそぶこと、きゅうしょくをたべること、うんどうをすること、そして、おうちにげこうすること。これまで、あたりまえにやってきたことがあたりまえにできない日々を、わたしたちはすごしてきました。日本中がこのようになってしまったのは、学校の先生たちもはじめてです。
 でも、じつは、これまでも、学校にいきたくてもいくことができない、学校へいくどころではない、といったくるしさをけいけんしてきた人たちは、日本中にたくさんいます。たとえば、じしんやたいふうなどのしぜんさいがいでおおきなひがいをうけたちいきの人たちは、じぶんのすむ家をうしない、ときにたいせつな人をうしない、そして、まいにちのせいかつをおくることさえたいへんなじょうきょうをのりこえてこられました。被災地(ひさいち)のこどもたちは、こんな困難(こんなん)をのりこえるために、みんなで力をあわせてがんばってきたのだとおもいます。
 こうしたしぜんさいがいいがいにも、いろいろなりゆうでつらいじょうきょうに立たされている人たちが、日本、そして世界中にいます。きっと、にんげんの歴史(れきし)そのものが、困難に直面(ちょくめん)し、それをのりこえてきたことのつみかさねだと先生はおもいます。わたしたちは、じぶんたちのために、なかまのために、かぞくのために、今を生きる人々のために、そしてじぶんたちのあとに生まれ、この世界をうけついでいくたくさんの人々のために、いっしょうけんめいに生きています。今までも、これからも、わたしたちは「みんな」でいっしょにくらしていきます。

 すこしずつ、あせらずに、学校せいかつをスタートさせていきましょう。これまでとはちがうことがたくさんありますが、「できること」をいっしょうけんめいにやってくれればOKです。そうすれば、「できること」がもっとふえていくとおもいます。6月1日、いつものようにたいせつな一日を、みんなでよい日にしましょう。

 きょうで「今日の朝礼」はおしまいです。こんどは、学校で、ちょくせつお話ししたいとおもいます。れいわ2ねんども、よろしくおねがいします。
 それでは、よい一日を!