放課後子供教室
- 公開日
- 2013/10/29
- 更新日
- 2013/10/29
放課後子ども教室
10月25日(金)に放課後子供教室が行われました。
雨模様でしたので帰宅可能な子供は帰宅してもらい、残った90名ほどの子供たちが体育館で元気に遊びました。
最後にはボランティアの森松さんがアフリカの楽器を演奏してくれました。みんなその演奏に聴き入っていました。
以下は、森松さんが演奏してくださった楽器についての紹介です。ぜひ、読んでみてください。
アフリカの民族楽器で、板や箱の上に並んだ鉄や竹の棒を親指の爪で弾いて演奏します。欧米では親指ぴあの(thumb piano)と呼ばれています。アフリカの国や部族によって名称が異なり(ムビラ、リケンベ、リンバ…….)、形状も、棒の数も様々で、数え切れないほどあります。
カリンバという呼び名が広く知れ渡っているのは、イギリス人のアフリカ民族音楽研究家ヒュー・トレイシーが、古来から伝わる民族楽器を世界の人々が楽しめるように西洋音階に調整した楽器の商品名になっているからです。今も、アフリカの熟達した職人の手で作られています。しかしカリンバは本来的にはその呼び名や形などと同様にそのチューニングもまた実に様々(おおまかにはその部族などによって決まっているのかも知れませんが)で、隣の家と自分の家では違うといったような、言わば「一家に一チューニング」的なものだったのではないか。つまりカリンバは元来自由な楽器なのです。いろいろと工夫して自分の弾き方や音の出し方を探りながら弾くのも楽しみのひとつで、それがカリンバの弾き方のようです。西洋のオルゴールのルーツとも言われ、また心身のヒーリングにも使われているその癒しの音は、「アフリカの大地の音色」とも言われています。