学校日記

2学期終業式(校長式辞)12月23日

公開日
2022/12/23
更新日
2022/12/23

行事

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 式辞の前に、学校だよりでお知らせした、部活動の地域移行に伴う改革についてお伝えします。
 来年4月から、沼津市のすべての公立中学校では、統一して次の三つに取り組みます。
 1)部活動を任意加入とする。2)平日の部活動なしの日を月曜日と木曜日の二日間設ける。3)年間を通じて、最も完全下校時刻が遅いときでも最大5時とする。
 したがって、本校は全員加入制を改め、総合ボランティア部をなくすことになりました。
 部活動の果たす役割の大きさを認めつつも、皆さんが自分の時間を家庭学習や様々な活動に有効に使えるようにすることが、最大の目的です。
 なお、クラブチーム所属の人が中体連大会にどのようにかかわるのかなど、細かな部分については、1月末にお伝えする予定です。

 では、式辞を述べます。
 2022(令和4)年は、皆さんにとってどんな年でしたか。
 今年の後半は、特に非常に充実した毎日を送ることができました。先生方と皆さんとの一体感が伝わってくる機会が多かったからでしょう。
 2学期、松かげ祭を体育の部、文化の部ともに実施することができました。新型コロナウイルス感染症が収まらない中、本当に幸運だったと思います。生徒の皆さんによる本年度ならではの工夫が随所に見られ、体育の部では「一生懸命の熱い風」に感動し、文化の部では「芸術性あふれる、さわやかな風」に浸ることができました。
 ほかにも、タブレット端末などのICT機器を用いた授業が日常化してきたこと、小学生や高校生、地域の方、外国人留学生等との交流が盛んに行われたこと、先日開催した持久走大会で参加者全員が完走したこと、さらには部活動の活躍など、目を見張ることばかりでした。
 中でも、皆さんのJRC精神あふれるボランティア活動の姿を学校内外で拝見できたことは、たいへんうれしいことでした。多方面からお褒めの言葉をいただきました。実に幸せな気持ちになりました。ありがとうございました。
 さて、昨日は「冬至」でした。冬至は、一年の中で昼が最も短い日です。この日を境に昼が長くなっていきます。冬至のことを「一陽来復」とも言うそうです。よくないことが続いた後にようやく幸運が向いてくる、未来への希望をつなぐ日。
 冬至にかぼちゃを食べる習慣が定着しています。かぼちゃは食べると風邪をひかない、かぼちゃの黄色は厄除けにもなる、縁起がよい食べ物だと、昔から信じられてきたのです。
 関西では、かぼちゃのことを「なんきん」と呼ぶそうです。おとといは給食にほうとうが出ました。うどんの元々の呼び名は「うんどん」です。「ん」のつく食品を7種食べると運が向くのだそうです。なんきん、うんどん、れんこん、にんじん、きんかん、ぎんなん、かんてん。以上7つ。
 もちろん、運ばかり期待しても成果は出ません。あなたの着実な努力があってこそ、運も転がり込んでくるのではないでしょうか。
 さあ、これから日が伸びはじめ、太陽の力が蘇ってきます。「一陽来復」。2023年が素晴らしい年でありますように。

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