10/23 キャリア教育講演会 見延和靖さんを迎えて②
- 公開日
- 2024/10/23
- 更新日
- 2024/10/23
校長からのメッセージ
生徒からの質問は、フェンシングを始めたきっかけは? どんな中学生だったか? パリオリンピックの食事事情 今後の夢などについて語って下さいました。
そのお話の中には、中学生にも共感できる内容が満載でした。
・見延選手は、小学校で空手、中学でバレーボールをされていました。運動能力が高かったので、ちょっと取り組むとそれなりの結果が出るがそこで終わり、強くなりきれなかったそうです。負けず嫌いなのに、なかなかチャレンジしない。今とは全く違う、努力しているのが恥ずかしい、チャレンジする勇気がない子ども時代だったそうです。
・転機は高校時代。フェンシングは高校から始め、少しずつ目標を高めていきました。考え方一つで、道がだんだん開けっていったそうです。
・夢の実現について思うことは、一歩踏み出す勇気があれば、二歩目、三歩目は簡単にでる。ですが、時には一歩踏み外す勇気も必要。形にとらわれない生きたかも求められる。
・オリンピックの金メダルという夢やフェンシングの年間世界王者を達成した際は、次の目標が難しかった。東京オリンピックは無観客で、家族やお世話になった人でさえ招けなかった。そこで、次のパリでみなさんを招き恩返しがしたいと思っていた。パリを終えた今は、もう1回フェンシングに真摯に向き合い、勝ち負けでない自分史上1位となる自分のフェンシングに満足できる試合を行っていきたい。
・ありがとうや感謝は大きくなって返ってくる。様々な世界大会で、日本選手や日本のサポーターが会場をきれいに使う。フェンシングでもオリンピック出場を決める大事な試合で、ある実業団選手はゴミを拾うたびに願いを込めてゴミ箱に捨てる姿を見た。その選手はその試合で好成績をおさめた。以来、自分も積極的にゴミ拾いを行い願いを込めている。