11月26日朝礼
- 公開日
- 2013/11/26
- 更新日
- 2013/11/26
校長からのメッセージ
本日の朝礼の要約です。
前回の朝礼でもたくさんの表彰がありましたが、本日もたくさんの表彰があり、大変素晴らしいなと思いました。時間は少ないですが、少し話をします。
昨日は、「習慣が人生を変える」という題名で、小澤先生のお話がありました。皆さんの感想をまだ読んでいませんが、後で読みたいと思っています。
昨日、小澤先生にお礼のメールをしたところ、すぐに返事のメールを送ってくださり、今朝、読みました。まずは、そのメールを紹介します。
「沼津市立原中学校の皆さん、拙い講演で失礼しました。少しでもお役に立てたなら幸いです。大学に戻って、学生の指導をしております。先ほどの学生がまとめてきたデータでも、神奈川県の中学校の学校間格差が大きくなっていることが判明しています。日本の国は大変な道を進んでいると思います。雪嶋君には頑張るよう、よろしくお伝えください。」
皆さんには、まだ話していませんが、昨日の話が終わった後、校長室で雪嶋君と小澤先生が腕相撲をして、雪嶋君が勝ってしまいました。先生は、今まで負けたことがないと講演で話してきましたが、これからは、沼津原中の雪嶋君には負けましたという話をしますということを言い残していきました。
私の習慣について話します。私は朝散歩をすることを習慣にしています。今朝も真っ暗な中を歩いてきました。加藤学園の近くで左側に人影が見えました。随分軽装な人影です。オッと思いましたが、準備運動している学生です。そして、しばらくして私を抜き去っていきました。その背中には「加藤学園」という文字がありました。「あー、加藤学園の陸上部だ。駅伝の関係者だろう。」と思いました。というのは、先日、全国高校駅伝の静岡県大会で加藤学園が、東部の高校としては30年ぶりに優勝したというニュースがありました。これから全国大会ですが、きっとその大会に向けて練習しているのでしょう。その時の時刻が5時30分です。その学生の住まいはどこにあるのか分かりませんが、4時30分には起きていることでしょうし、昨日も遅くまで練習していたことでしょう。全国大会で活躍しようという思いが、そのような行動に表れていると思いました。思いがあって、行動につながってくるんですね。
さて、今日配布してあるプリントを見てください。前回予告したように「人と人との関わりで大切なものは」シリーズに戻ります。今日は「礼」です。時間がありませんので、裏側を見てください。一学期に話した「仁」という言葉がありましたね。その「仁」と今日話す「礼」は、コインの表裏のような関係です。その意味は、「仁」は人を思いやる心、「礼」は、その心を形にしたものというように理解してほしいです。先ほどの話で言えば、心があって行動があるということですね。心がないと行動に表れない、県大会に出て活躍しようという思いがあって、朝早くから頑張るという行動があるということです。同じように「仁」という心があって、「礼」という行動があります。その「礼」の中で、皆さんにとって一番身近なものとして、「挨拶」があります。「挨拶」は、「礼」の一つ、相手を思いやって「一挨一拶」、お互いに「仁」の心を伝えたいものです。
最後に、挨拶四ヶ条について話をします。これを読んで、自分もこの四ヶ条できていたかなと反省します。
まず、「あ」…相手の返事を期待しない。「おはようございます」って言って、何にも反応がなかった時、悲しいですけれど、期待してはいけないということですね。
「い」…いつでもする。皆さん、校舎の中、廊下で行き交う時にもやっていますね。朝だけでなく、いつでもどこでもやるということです。
「さ」…先にする。相手より先にするということです。
「つ」…続けて行う。今日は気分がいいからやる、今日は気分が悪いからやらないなんてことではなく、続けて行うということです。
この四ヶ条が新聞に載っていました。これは、行動です。挨拶という行動です。
最後に、この後、1学期に行った全校道徳集会の続きを行いますが、一つの考え方として、皆さんの思い、心の内、そして行動、いかに行動するかの両方を考えてほしいと思います。思っているだけではダメですね。行動しないと習慣は身につきません。この後、いろいろな話が出るとは思いますが、それらを行動に結びつけるきっかけにしてほしいと思います。よろしくお願いします。以上で話を終えます。