第2学期始業式
- 公開日
- 2015/08/27
- 更新日
- 2015/08/27
校長からのメッセージ
本日から第2学期が始まりました。以下、校長式辞要約です。
先ほど教頭先生の開会の言葉にもありましたが、夏休みは、皆さん本当によく頑張りました。中には、東海大会・全国大会などでつい先日まで部活で活躍した人もいます。 思うような結果が出なかった人もいるかもしれませんが、よい思い出になったのではないでしょうか。
さて、本日も画面を使って話をします。33日間の夏休みを終えて、これから78日間の第2学期にこれから入っていきますが、まず、これを確認したいと思います。はい、QCカードです。今日皆さんが持ってきてくれたかなという思いで、朝来ました。この後、学級に戻って担任の先生に提出してください。特に、早寝・早起き・朝ごはんができたかどうかを見たいと思っています。
次の画面に移ります。私事ですが、夏休みに堂ヶ島に出かけました。私は堂ヶ島が好きなんですけれど、写真は三四郎島という島です。干潮、潮が引いてくると、ここが海面上に出てきてこちらと陸地がつながって、歩いて島に渡れるようになります。ここに朝行ってみると、こんな音が聞こえてきました。聞こえますか?このような波音を聞いているうちにこんな言葉が浮かんできました。
「目を閉じて、
じっと耳を澄ましてみると…
一粒一粒の小さな小さな水の粒が
とてつもなくたくさん集まっていく。
それらが、ぶつかり合って波となり、
浜辺に押し寄せ、
美しい音となって心に響いてくる。
これが潮騒の音」
これが、潮騒の音だな、原中にとって大切な潮騒の音なんだなと思いました。そこで、次の言葉が浮かんできました。
「目を閉じて、
じっと耳を澄ましてみると…
一人一人の熱い熱い思いが
とてつもなくたくさん集まっていく。
それらが、ぶつかり合って波となり、
ステージやグランドに押し寄せ、
大きな力となって心に響いてくる。
これが潮騒祭の姿」
というように、みんなのことに思いが移っていきました。先ほど、3学年の代表の生徒が、2学期に向けての抱負を述べていましたが、みんな「潮騒祭」について頑張りたいと言っていました。
潮騒祭のスローガン「笑顔満祭〜原中の絆〜」とっても素晴らしいスローガンです。このスローガンの元、全員が頑張ってくれることを大いに期待しています。そして、最近あまり触れていませんでしたが、取り組みの姿勢として「ATM」が大切です。各学級・各学年・学校全体で「あかるく たのしく まえむきに」という姿勢で潮騒祭に向けて頑張ってほしいなと思っています。
そのために、毎年この時期に話していることですが、今日は画面を使って話します。3年生は3回目、2年生は2回目、1年生は初めてです。
これは、カタカナの「カ」ではありません。漢字の「力(ちから)」です。3つの力、これは、3年生、2年生、1年生の力というように考えてもいいかなと思います。班の中の3人の力でもいいし、学級の中の3人の力、3人に拘わらずみんなの力と解釈してもいいです。この時、必要なのはこの矢印だと思います。学校全体で言うとこの矢印の立場になるのは生徒会長の浮川君でしょうかね。浮川君が矢印を示してくれる。リーダーが示す方向に向けて力を揃えていくということが大切です。ただ、リーダーが方向を間違えていると困ります。リーダーにはバランス感覚が必要です。そう、この横棒がないとバランスをうまく取れません。このようにリーダーの指し示す方向が正しくて、みんなの力が揃ってくると、大きな力となります。このような状態になって初めて、「協力」というようになります。今回の継続したいこととして、「協力」を取り上げたいと思います。これから潮騒祭に向けて、潮騒祭が終わった後も、皆さんに大切にしてもらいたいこと、継続してもらいたいこととして「協力」を確認したいと思っています。そうすると皆さんの熱が帯びてきて、燃え上がる「協力」となります。この話をするのは、5回目です。最初に話した時に、次のような掲示を当時の美術部が作ってくれました。1,3年生の生徒玄関正面に掲示してくれました。第3ステージ目標「アイデア結集 情熱全開」の下に「協力」という私が作った文字の後ろ側に海の絵、潮騒の絵を描いて飾ってくれました。この「協力」という言葉を頭に置いてこの2学期スタートしてほしいと思います。
最後の画面です。「みんなで『協力』して、思い出一杯の潮騒祭を造り上げよう」という呼びかけで本日の話を終わりにしたいと思っています。まだ、夏休みの気分で調子が出ていないと思いますが、これから本来の調子を取り戻して、みんなで「前進」、生徒会で強調しているみんなで前進という意味の「全進」をしくことを期待しています。以上で話を終わりにします。