校長あいさつ 原宿夢街道
- 公開日
- 2009/06/04
- 更新日
- 2009/06/04
校長からのメッセージ
ようこそ原中ホームページへお越しいただきました。ありがとうございます。
本年度原中に赴任した内田です。他市、教育行政へと旅に出て、沼津市の学校に8年ぶりに帰任しました。おそらくは最終赴任地になるであろう本校は我が母校。まだ駿東郡原町立原中学校だった時代です。中学2年の時に東京オリンピック。本校はこの年に完全給食が実施されプールもできました。この年、2年生だった私は念願の鉄筋の新校舎(つい数年前取り壊された)に入ることができました。時代は高度経済成長期に入り我が国は経済大国への道を歩み始めましたけれど、まだまだ地方へはその恩恵はもたらされず、優秀であっても高校へ行けない、ましてや大学へ進学などはという時代でした。しかしながら幸せな時代で、アルミサッシが登場する前でしたから、縁側があって庭先で遊ぶ子どもたちが居て、そこには子どもたちの世界があり子ども社会がありました。
原中に着任以来、学校だより「潮騒」の他に、生徒向けたより「東海道原宿夢街道」を発行し始めましたが、このタイトルの横には「原を背負う君たちへ」と記してあります。
原は旧東海道沿いに発展した宿場町でしたけれど、かつての浮島沼は住宅地に変貌し、市内はもとより各地から移住してきた人々の住む混成地になっています。旧東海道添いの原に新興地。それが現在の原であり原中生はこの原の次代の担い手です。だから原中は新たな原づくりの基盤。この原に住む子どもたちが、ともに学び合い、つながり合って、新たな「東海道原宿」と原の文化を興していってほしい。そんな願いを「夢街道」と名付けたのでした。
夢まっしぐら。その一瞬は授業。夢に近づくのも授業。真正面から教育課程の実施に取り組み、子どもも職員も自信と誇りの持てる原中をめざしたい。私もまた「東海道原宿夢街道」です。
このWebページで本校の「今」をご覧いただくとともに、みなさまのご支援をお願いします。
沼津市立原中学校 内田卓雄