学校日記

11月22日朝礼

公開日
2016/11/23
更新日
2016/11/23

校長からのメッセージ

11月22日(火)朝礼の内容を以下に要約します。

おはようございます。天気が回復して、よい朝となりましたが、今朝は東北地方での地震があり、早朝からの避難となり大変だと思っています。あちらでは、今日の登校などはどうなっているでしょうか、大変な状況ではないかと思います。地震が起こらないことが一番ですが、こちらで起きた場合は落ち着いて行動しましょう。
 それでは、本日の内容に入っていきたいと思います。先週の第4ステージテストも終わり、ほっとしているところでしょうか?2年生、3年生は12月1日にテストが残っていますね。とはいえ、一つの山場を越えてほっとしているところでしょう。
 さて、今日は11月22日ということで、ちょうど1ヶ月経つと12月22日を迎えます。この日が2学期最後の日、終業式となります。ここから1ヶ月が大切だなということで、今日お話しします。皆さんがこの1ヶ月を充実させ、成長の1ヶ月になることを祈って話をしたいと思っています。
 プリントを見てください。今回も「あきらめずに、最後まで」シリーズです。前回、皆さんの後期半年間の目標を書いてもらったものを読みました。3年生は年度初めの目標と変えている人が多かったですね。いずれにしましても、半年間、こういうふうに生活するんだという気持ちが伝わってきました。その気持ちを忘れずに最後まで、あきらめずに行動してほしいと思っています。
 そこで、一つ二つ話したいと思います。ある方が、「成功させるコツは二つある」って言っています。いろいろなコツがあるでしょうが、その方は二つあると言っています。それは、「コツ コツ」という二つだそうです。毎日コツコツ、小さな事でも積み上げていく、それが一番の成功のコツだそうです。皆さんもそのような気持ちで積み上げていってほしいなと思っています。
 そのような話を聞きますと、昨年度のキーワードを思い出します。そこで、プリントの上真ん中に掲げました。1年生はいなかったので初めてですね。昨年度のキーワード「継続こそ、最高の才能」。その時の話を少ししますと、人がうらやましがる才能を持っていても、一日一日の努力をしないと「才能あったけどね」で終わってしまう人が結構いますね。用」、「どんくさい」、「話し下手」など欠逆に不器用だとか能力がないと言われている人は、自分は頑張らなければなとか努力しなければなとか思って、先ほどの話のように、毎日コツコツやっていくうちに、知らない間に人を追い越し、逆にみんなから見上げられるような存在になっていくことがあるという話をしました。ということで、継続という言葉も意識して、諦めずに最後までやってほしいなと思っています。
 もう一つ、この夏のリオオリンピックでシンクロ銅メダル獲得で注目されているシンクロ日本代表ヘッドコーチの井村雅代さん言葉を紹介します。この井村コーチは若い頃中学校の教員をやっておられたそうです。この方がオリンピックが終わった後に話した言葉を読んでみます。
 心の才能とは自分で限界を決めないこと。できないことにぶつかった時に、心の才能がある子は、もうムリだと考えるんじゃなくて、「ああ、私の努力が足りなかったんだ。だったら、もっと努力しよう」と思って1ミリでも自分を高めようとする。諦めることはいつでもできるということ。だから諦めたらあかん。諦めたらもう終わりだって。でも、そこで頑張り続けたらそれが当たり前になる。当たり前になったら、また前に行くんです。だから自分の限界を決めたらダメ。自分の可能性を信じなさい。思わぬ可能性が自分には秘められているんだよって。ですから、心の才能があって、心のシャッターを開けていたら人って変われますよ。
という言葉を井村コーチは話しています。この話は、「あきらめずに 最後まで」、「継続こそ、最高の才能」という二つの言葉を力づけてくれる言葉だなと思って紹介しました。
 そのようなことを考えて、皆さんに一日一日を大切に過ごしてほしいわけですが、その生活を成り立たせる土台として、私はQC行動を考えています。七つのQC行動としてまとめてありますので、プリントを見てください。毎日の生活を成り立たせる土台として、この七つのQC行動を意識してください。読みます。
・朝日を浴びて、早起き スッキリ起床
・朝ごはんモリモリ
 この二つが朝のスタートを切るための行動です。人間の身体は24時間ではなく、24時間を少し越えるリズムで時を刻んでいます。したがって、意識しないと自然に一日のリズムが遅れていきます。だから夜更かししていくというのは自然の流れです。それをリセットして調整するのがこの二つの行動です。
・学習グングン
・運動ガンガン
 この二つは、学校での活動となります。次の3つはまた家での行動となります。
・湯船で、ユッタリお風呂
これは、睡眠を誘導します。
・早寝、グッスリ睡眠
ゴールデンタイム、夜10時から深夜2時までの間に寝ていることが大切という話をしました。
・頭の中をキッチリ整頓
寝ている間に、勉強したことが頭の中で整頓されます。いくら頑張って深夜まで勉強をしたとしても、頭の中で整頓されません。
 このような七つのQC行動を行うことがとても大切ですので、ここで、再認識をしてほしいと思います。
 プリント裏側に行きます。大変遅くなってしまいましたが、夏休み34日間のQC記録表、そこに各クラスごとの細かい集計結果が載っています。そして過去何年間の記録も載っています。個人個人の記録表には気がついたことを書いてありますが、学年の特徴についてもそこにコメントしています。
 まず、1年生、提出率95.7%は、素晴らしいです。過去4年間で最高です。提出率がいいということは、それだけ自分の生活に意識が向いているということですから、とてもよいことだと思います。それがいい点です。気になったことは、勉強時間です。こちらは、逆に過去4年間で一番少ない時間、2時間を割ってしまいました。これを自分たちの課題と捉えて、冬休みは、2時間を目指して頑張りましょう。
 次に2年生、こちらも提出率が97.9%で、昨年1年生の時より上がりました。過去4年間でも最高ですね。2年生の提出率は飛び抜けて素晴らしいです。それがいい点です。気になる点、これは寝る時刻が昨年に比べ20分ほど遅くなってしまいました。先ほど言ったように、人間は意識しないとどんどん夜更かしになっていきます。意識して調整してください。
 最後に3年生、勉強時間が大幅に増えました。よく頑張ったなと思います。また、テレビゲームスマホ時間が過去4年間で一番少なくギリギリですが1時間台になりました。3年生になると元気度が下がりますが、皆さんは過去4年間ではトップです。皆さんは元気よく夏休みを過ごすことができたと思います。寝る時刻は、改善しなければいけない人が各クラス数人います。それもひどく遅い人がいましたので、先ほどのQC行動をもう1回意識して過ごしてほしいと思います。
 これが、各学年について気づいた点ですので、自分たち学年の傾向として意識してください。そして、後ほど、配られる個人個人のQC記録表を見て、自分の課題を意識してください。2年生・3年生については、昨年の自分の記録も書いてあるので、昨年の自分と比べて、よくなった所、悪くなった所を見て、もう一度見直しをしてください。ここで、QC行動を意識して生活し、冬休みが充実したものになるよう願いまして、今日はお話ししました。
 以上で話を終わりにします。

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