学校日記

11月29日(火)朝礼

公開日
2011/11/29
更新日
2011/11/29

校長からのメッセージ

本日(29日)の朝礼は、表彰を行い、続いて「ありがとうの反対は?」という話をしました。以下、話の概要です。

今日も画面を使ってお話ししたいと思います。
私は時間があれば皆さんの授業風景を見たくて、校舎内を回っていますが、廊下等にある掲示物も時々に見ます。素晴らしい掲示物がたくさんあります。
ある日、1年の学年黒板に注目しました。2年生、3年生は見てないかもしれませんが、写真を撮ってきました。読んでみます。
「ツキを呼ぶ『魔法の言葉』」という題名で、「感謝します」「ありがとう」という言葉を発することによって、よいことが次々に起こってくるという話でした。それを教えてくれたのがイスラエルのおばあさんです。詳しくは1年生の学年黒板を見に行ってみてください。
それを見て、思い出した講演会がありました。講演者は「てんつくマン」という変な名前の方です。以前吉本興業で漫才をしていた方だそうです。その講演の冒頭で、「ありがとうの反対は何だと思いますか」という話をしています。この答えは、校長室清掃の3B山本君たちは、答えを知っていますが、言わないでください。皆さん答えを考えてみてください。
それでは、その講演の冒頭を画面で見てみましょう。
………
答えがわかりましたね。「あたりまえ」ですね。皆さん、今日起きてから今まで感謝したことがいくつあったでしょうか?
つまり、今まで「あたりまえ」と思っていたことの多くは、感謝すべきことだということに気づいてほしいと思います。
昼の放送で、「給食のありがたさに感謝しましょう。」という言葉も流れていました。食べると言うことは本当に多くの命をいただいていることに気づくべきでしょう。そうすると「いただきます」という挨拶の意味が重いものであることがわかるでしょう。
今朝家を出るときに、親御さんから「気をつけていってらっしゃい」という言葉かけをしされた人も多いでしょう。いつも毎日かけられるということから「あたりまえ」に聞いている人も多いかもしれませんが、皆さんを大切に思う心がそこにあることに気づいたら、感謝すべきでしょう。
3年生は終わっていますが、部活で練習が終わったときに、終わりに一礼すると思いますが、顧問の先生に対する礼の意味だけでなく、練習することができた目の前の場所、グランドとかコートなどに「おかげさまで練習することができました。ありがとうございました。」という意味もあると私は思います。
もっと突き詰めて考えれば、皆さんがここに元気に存在していること自体に感謝すべきでしょう。東北の小中学生にはまだ元の学校に戻ることができない人もいます。世界に目を広げれば、学校に行きたくても行けない子どもが大勢います。
そのような見方で皆さんの生活を振り返ってみてください。皆さんが今持っている不満や不平の8割方は甘いものではないでしょうか。が「あたりまえ」でなく、「ありがとうございます。」と感謝することが多い人間になってほしいと願っています。

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