「努力は足し算、協力は掛け算」(朝礼)
- 公開日
- 2018/06/19
- 更新日
- 2018/06/19
校長からのメッセージ
小さな努力でもそれを続けていけば、足し算の答えのように大きくなっていきます。たとえば朝読書の時間に分厚い本にチャレンジしている人がいます。毎日5ページずつ読めば、3日間で15ページになり、そのまま読み続けていけば必ず読み切れます。たとえ苦手な事柄でも、努力したのに何もならなかったということは決してありません。結果は必ず増えていることを信じて頑張ってください。
3人が2ずつ協力して頑張ると、2×2×2で8と、足し算よりも大きな結果になります。でも、もし、一人でも協力しない人がいると、2×2×0で0になってしまいます。期末テストを控えた今、授業に集中しているときに、ある人が飽きたからおしゃべりをしたり勝手に出歩いたり間違った人を馬鹿にしたりしたらどうでしょう。そういう人は掛け算では0の人で、授業は台無しになり、一人一人の学力も定着しません。さらに、中体連大会やあしはら祭に向けた活動の場面でも、皆で決めたことなのに、「自分一人くらいやらなくてもいいよな」「だれかがやってくれるはず」という気持ちの人が一人でもいると、よい成果を上げることができません。一人一人は小さな力でも、その力を結集すれば一人でできないこともできるようになるのです。
1学期の残された日々を、皆さん一人一人の「努力の足し算」と、皆が集まったときの「協力の掛け算」で、大きな今沢中学校の力にしていってほしいと願います。