学校日記

　学校のリーダーとして大活躍した６年生に感謝・激励をする集会が予定されていたこの日は、突然の休校措置決定で、今年度の最終日となってしまいました。６年生だけは卒業式でもう１回登校しますが、１〜５年生は登校後に今年度の最終日であることを知りました。
　実施できて本当に良かったです。誰もがそう思いました。全校児童手作りのとても温かな、ちょっと早い卒業式になりました。19日に行われる本当の卒業式とセットで、31名を送り出すことができそうです。
　下級生に優しくて、学校のためによく働いて、いつも黙働清掃ができていて、授業中はいつも全員が集中して真剣に取り組んでいて、男女間の仲もすっごくよくて、どの子も毎日穏やかな笑顔で、毎日どの職員も６年生と関わることで癒されて、全校児童・全職員から好かれて信頼されて感謝されて……、そんな素晴らしい６年生でした。
　最後の６年生による答礼の合唱では、下級生も職員も目頭を熱くしながら聴き入りました。ありがとう６年生。ありがとう、ありがとう！

　この日は、６年生も交えて、急きょ、校長講話だけの修了式を行い、友達や先生ともお別れをしました。
　

　安倍首相の指示を受け、大変急なことになってしまいますが、新型コロナ感染防止のために、来週３月２日から臨時休校の措置をとることとなりました。
　卒業式は規模を縮小しての実施とし、それ以外の行事は中止となる見込みです。
　具体的なことははっきりし次第、メールや文書で連絡します。
　深夜のため、メールは28日朝流しますが、取り急ぎホームページに掲載させていただきます。
　
2/27 23:35 校長

　２月２５日に第３回茶話会を行いました。今年度最後の茶話会なので、１年間を振り返って、子どもたちが成長したことや気になることなどを自由に話し合いました。学校や家庭での出来事や悩みなどをそれぞれに出し合ううちに共通することなどが見つかり、保護者同士でアドバイスや情報交換し合う場面もありました。大変有意義な時間となり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。最後に「ええところ」という本の読み聞かせをしました。子どもの良い所について改めて考え、温かい気持ちになり茶話会が終了しました。

　幼稚園・保育所の年長さんたちが、学校へ来てくれました。生活科の学習で、次の１年生にどんなことをしてあげたいか考えたところ、「学校のことを教えたい」「一緒に遊びたい」「プレゼントを渡して、楽しみに待ってるよと伝えたい」などの意見が出ました。そこで、自分たちで内容を工夫しながら準備をしました。当日は、学校での過ごし方や勉強することを教えたり、一緒にえかきうたやかもつれっしゃをしたり、歌を歌ったりして楽しく過ごしました。仲良く笑い合ったり丁寧に教えたりする姿から、優しく頼りがいのある２年生になる様子が目に浮かぶようでした。来てくださった幼稚園・保育所の皆様、ありがとうございました。

　社会科の授業として沼津市議会の見学に行ってきました。本会議場の中に入り議員の方が座る席に座って説明を聞いたり、実際の議会の様子を見学したりするなかで、教科書では分からない政治の雰囲気を味わいました。

　１〜３年生は、スクールガードさんたちと共に、２週間ずっと咲き続けている校門の河津桜を後にしましたが、４年生以上は６校時の勉強をがんばっていました。
　さらには、市のチーム学校事業で放課後学習支援を受けている勉強熱心な３年生何名かも、算数の勉強をがんばっていました。
　明日からの３連休、しっかりと休んで、残りの18日ほどの授業日に備えてほしいと思います。
　

　２月１７日・１８日の２日間で、第３回グループ学習を行いました。今回は、サイレントバースデーゲーム、ぼうずめくり、人間コピー、ハンカチ落としをやりました。初めて参加した子も、はじめは緊張する様子が見られましたが、友達と一緒に活動していくうちに笑顔も見られ、みんなで楽しくゲームに参加できました。サイレントバースデーゲームや人間コピーではみんなで協力し合って、誕生日順に並んだり、１枚の絵を正しく描き写したりできました。相談し合う姿が、見ていてとても微笑ましかったです。最後の感想ではそれぞれに楽しかったことを発表できました。

　今年度最後の参観会では、各クラス学習発表会や明強学習発表会など、１年間の学習の成果を発表しました。どの学年の子どもたちも、発表のために、準備を少しずつ進め、発表の練習も繰り返し行っていました。この日は、第二校区合同学校業議員会も開かれ、評議員の方々も参観してくださいました。一生懸命発表している子どもたちの姿に成長を感じられたとの感想をいただきました。

　６年生は、書写の学習のまとめとして、自分が選んだ言葉の作品を作ります。その支援に静岡県立沼津西高等学校芸術科書道専攻の生徒さん５名が来てくれました。一人一人にお手本を作ってくださり、いつも以上に６年生のみんなは真剣に集中して取り組んでいました。筆の使い方や字の形のとり方など、一人一人に丁寧に教えてくれました。行書で書く経験はほとんどなかったのですが、とても素敵な作品ができあがりました。

　オリンピック・パラリンピック教育推進の一環として、パラサイクリング選手の杉浦佳子さんをお招きし、講演会が開かれました。「苦手なことがあるということは、それだけ伸びるチャンスがある。できるようになる楽しさを味わって、楽しくがんばろう」と御自身のリハビリや練習などの様子を交えながらお話してくださいました。また、競技に使う自転車、世界チャンピオンしか着用できないユニホーム、金メダルなど、大切な物を見せていただいたり、ハンドサイクルの体験をさせていただいたりしました。子どもたちからの質問にも熱心に答えてくださり、大変貴重な時間になりました。
　東京パラリンピックでの活躍を期待し、みんなで応援していきたいです。