東日本大震災から５年後の今年は、熊本地震が発生してしまい、九州地方は、まだやまぬ余震に悩まされながら復旧活動をがんばっています。
　本校では、入学した１年生でも、校内での地震発生時には、泣かずに一人で避難できるようにするため、避難訓練を実施しました。実際場面では、大人も含めて恐怖心が先だってパニックに近い状態になるでしょうし、例えば、廊下や階段はガラスなどの落下物だらけでしょう。そこまで想定すると、まだまだ不十分ですが、とりあえず、どこを通ってどこへ行けばよいかはつかめたようです。全学年、真剣な表情で一切口をきかずにできていました。
　天災は大人にも子どもにも平等に残酷です。子どもの命を守ることと、子ども自身に自分で自分の命を守る力をつけることは、これからもがっちり取り組んでまいります。