・ナシゴレン　・小アジの唐揚げ　・卵と野菜のスープ　・牛乳

☆☆☆　ナシゴレン　☆☆☆

　ナシゴレンはインドネシアのご飯(はん)料理(りょうり)です。
　インドネシア語(ご)で、「ナシ」は「ごはん」、「ゴレン」は「揚(あ)げる・炒(いた)める」という意味(いみ)になります。
　ナシゴレンの本来(ほんらい)の作(つく)り方(かた)はチャーハンのように炒(いた)めて作(つく)りますが、給食(きゅうしょく)では大(おお)きな釜(かま)で米(こめ)と具(ぐ)を炊(た)き込(こ)んでいます。
　味(あじ)の決(き)め手になるのは、「ナンプラー」と「チリソース」という調味料(ちょうみりょう)です。
　「ナンプラー」は、魚(さかな)を塩(しお)と一緒(いっしょ)に漬(つ)け込(こ)み発酵(はっこう)させた調味料(ちょうみりょう)で「魚(うお)醤油(しょうゆ)」・「魚醤(ぎょしょう)」とも呼(よ)ばれています。
　魚(さかな)を原料(げんりょう)としているので、料理(りょうり)に塩味(しおみ)を付(つ)けるだけではなく、だしのような濃厚(のうこう)なうま味(み)も加(くわ)わります。
　「チリソース」は、トマトソースの中に唐辛子(とうがらし)、塩(しお)、スパイス、砂糖(さとう)などを入(い)れたソースで、「チリ」とは、中南米(ちゅうなんべい)原産(げんさん)の唐辛子(とうがらし)（チリペッパー）のことを言(い)います。
　給食(きゅうしょく)では、いろいろな国の料理(りょうり)を献立(こんだて)に取(と)り入(い)れて紹(しょう)介(かい)しています。
残(のこ)さず食(た)べましょう。