「チーム学校」実現事業
「チーム学校」実現事業って何?
令和2年度予定
・高校生に学ぶ「富士見高等学校吹奏楽部・バトン部(本校にて実施、全員対象)」(8月)
・卒業生講話 (中1・2対象)(2月)
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平成21年1月に沼津市教育委員会は、
平成26年度 第一中学校の取り組み
学びの姿改善推進事業
<グランドデザイン・教育基本構想>
確かな学力〈学ぶ歓び〉 教育基本構想3章−3−(2)知識・技能の定着及び活用と学習意欲の向上
<事業内容>
・教師主導の授業から生徒主体の授業にするために、大学教授を招き、生徒の学びの様子から教師の関わり方について指導を受け、授業改善を進める。
<成果と課題>
・静岡大学の村山功教授を招き、授業研究会を開催した。2回の授業研究会を通して、本校のグループ学習が「他の子の意見によって、自分一人では気づかなかったことに気づく」という形が多いこと、教科書に書いてある内容を理解するだけでなく、活用して考えさせることが必要であることを学んだ。
・6月16日には、グループ学習を通して学力を高めることができるか」協議した。
・11月17日には、前回と比較しての授業改善の様子について確認し合った。
<評 価>
・学校評価アンケートで「授業がよく分かる」と回答した生徒が全体で78.1%(12月)と、目標の85%には届かなかった。しかし、「先生方は、授業がよく分かるように教え方を工夫している」と回答した生徒は全体で86%(12月)、3年の保護者からは「学校は、わかりやすい授業づくりに務めていると思う」との回答が88.1%(12月)と、高い評価を得た。全国学力・学習状況調査分析結果を受けて、中低位層への継続的な補充学習という学力保証策も、その信頼につながったと考える。
大志学習推進事業
<グランドデザイン・教育基本構想>
確かな学力〈学ぶ歓び〉 教育基本構想3章−6−(1)?現代社会の課題に応じる教育(キャリア教育)
<事業内容>
・地域の方から技能や知識を伝えてもらい、地域を支える暮らしや文化に関心を持つ。また、働くことへの意義や責任ある社会人への理解を深め、進路選択や自らの生き方の参考にする。
<成果と課題>
・技ふれあい講座(1年)、伝統文化ふれあい体験(全学年)により、地域の方に直接技能や知識を教わった。さらに、キャリア教育講演会を開催して、夢実現への強い意志と辛抱強く取り組む姿勢を学んだ。
・10月15日に6人の地域講師を招き、マジック・合気道・茶道・フラワーアレンジメント等を学んだ。
・12月19日に4人の地域講師を招き、ミニ門松製作・絵手紙・正月料理等を学んだ。
・2月10日に元タカラジェンヌの初嶺麿代氏を招き、キャリア教育講演会を開催した。
<評 価>
・学校評価アンケートで「将来の夢や目標を持って生活している」と回答した生徒が全体で78.4%(12月)、特に3年は84.6%(12月)となり、将来についての意識の高まりが読み取れる。保護者からは「学校は、子どもが将来に向かって前向きに生きていく姿勢を養う教育を進めていると思う」との回答が全体で89.0%(12月)、特に2年保護者は100%と、高い評価を得た。これは、6月と12月にもPTA行事等によるキャリア教育講演会を実施し、2年には2日間の職場体験学習も実施する等、生き方を学ぶ機会を多く設けた結果によるものと考える。
豊かな心育成事業
<グランドデザイン・教育基本構想>
豊かな人間性〈友と過ごす歓び〉 教育基本構想3章−5−(3)学校教育相談の充実
<事業内容>
・上手に生徒と関わり、生徒の気持ちを理解するにはどのようにしたらよいかを学ぶ。そして、生徒同士や教職員同士がよりよい人間関係を築いたり、お互いを思いやったりする態度を身に付ける。
<成果と課題>
・スクールカウンセラーや心の教室相談員より、効果的なコミュニケーションのとり方に関する講話を受けた。生徒の行動の原因や理由ばかりを考えるのではなく、これからどうしていくかを考え、生徒の具体的な行動をほめる姿勢が大切であること、思いやりの気持ちを形にして伝えるのがマナーであること等を学んだ。
・8月22日に名古澄代氏により、「Constructive Living(建設的な生き方)」についての講話を伺った。
・8月22日に、青山美貴氏により、「ビジネスマナーを生かした生徒指導のあり方」についての講話を伺った。
<評 価>
・学校評価アンケートで「学校は楽しい」と回答した生徒が84.7%(12月)と、全体としては目標の90%には届かなかったが、2年は93.8%と高かった。また、「学校は、いじめなどのない楽しい集団づくりに努めていると思う」と回答した保護者の割合は学年が上がるにつれて高く、3年では90,1%(12月)であった。本年度、いじめられているとの訴えはどの学年からもあったが、個別相談と並行し、2学期にはネットトラブル防止のための学級活動、3学期にはいじめ防止のための学級活動を、全学年一斉に実施したことで、学校の取組に対する保護者の理解が深まったと考える。2月に入り、1年では人間関係づくりプログラムを取り入れた学級活動を始めた。今後とも、スクールカウンセラー等による講話から学んだことを実際の指導に生かすよう努めていきたい。