校長式辞
　緊急事態宣言が解除され、10月１日から部活動が再開されました。ぬかるむグラウンドの片隅では、野球部の皆さんがキャッチボールやネットに向けてのバッティング練習に取り組んでいました。体育館では、女子バレーボール部の皆さんが、バレーボールに空気を入れてからボールの感触を久しぶりに味わっていました。校舎４階では、吹奏楽部の皆さんが、思い思いの場所で、楽器に息を吹き込んでいました。ごく普通の情景なのに、非常に新鮮に感じました。あたりまえの生活ですが、なんて素敵なんでしょう。
　沼津市スポーツ祭は、男女ソフトテニス部が９日、野球部が16日、サッカー部と男子バスケットボール部が30日、女子バレーボール部が11月６日に始まります。２年生を中心に、新チームでまとまって、精一杯戦ってほしい。活躍を期待しています。
　そして、今日から、松かげ祭に向けての学級練習が始まります。短い練習期間ではありますが、「才華爛発」というスローガンの下、令和３年度の皆さんの足跡をしっかりと残してほしい。これまで我慢してきた分、思いっきり発散して、学級が一つにまとまってほしい。リーダーの皆さんは、いかに一般生徒に見通しをもたせられるか、一般生徒の皆さんは、いかにわがままを言わず仲間のために協力できるか。わたしは、皆さんの約２週間の取組プロセスを、見守っていこうと思います。楽しみですね。頑張ってください。
　第３ステージ「挑戦」を、今月22日までに延長しました。「自分自身への挑戦」「団結への挑戦」です。器械体操日本代表の橋本大輝（だいき）選手や村上茉愛（まい）選手のように、着地をぴたりと決めてください。そして、次のステージへと進んでいってください。