＜校長からの激励の言葉＞

　いよいよ、明日から静岡県公立高等学校入学者選抜が実施されます。私立高校の合格を経て臨む人もいれば、ここで初めて高校受験を経験する人もいます。どの人も、普段の実力を発揮されることを願います。
　皆さんは、これから第一希望校に挑みます。目の前の壁は、決して低くはありません。自分で選んで決めた受験校。泣いても笑っても、あと二日の勝負です。ほかの受験生と同じように、皆さんも努力を積み重ねてきました。ならば、運命の分かれ目は、「絶対に合格するんだという情熱の大きさ」なのではないでしょうか。不安は誰でも持っています。いまさらネガティブに考えても、何もよいことはありません。もう、前を向いて突き進むのみです。
　ある高校の先生がこうおっしゃっていました。「一寸先は闇」ではなく、「目の前にまぶしすぎて先がまったく見えないほどの希望が待っているんだ」と。そうです、あなたを迎えようとしている新しい世界の光をつかみ取るために、さあ、力強くチャレンジしてください。
　悔いの残らぬよう、試験問題を前にしてのルーティンを決めておくとよいでしょう。面接に臨むときも同じ。作戦は大事ですよ。
　そして、ライバルは自分自身。人と比べず、自分の心に勝つのです。
　頑張ってください！