１１月１５日（金）第６時に職業講話が開催されました。職場体験学習を終え、いよいよ中学校卒業後の進路を考える時期となった２年生と自己の能力や適性に合った職業とはどんなものがあるのかを調べ出す１年生を対象に行われました。

　（有）サンディオス様より、「経営・企画・制作」の仕事について学びました。豊かで柔軟な発想力が求められる職種でやりがいを感じられる仕事、話を聴いている生徒の目が何度も輝きました。最後に生徒たちに送られた言葉は・・・「夢はひとつじゃなくていい」そして「夢は途中で変わったっていい」でした。

　自衛隊静岡地方協力本部沼津地域事務所長様からは、自衛隊の仕事内容を教えていただきました。この仕事のやりがいは、「ありがとう」と感謝される仕事であること。どんなに過酷でつらい環境に置かれた仕事でもこの言葉をもらえることでさらに頑張れる力が生まれるのだそうです。

　沼津市道路管理課主査様からは、土木技師の仕事の内容を教えていただきました。沼津市の数ある道路の管理や整備をしてくださっていることを知りました。印象に残ったのは、先ほど自衛隊の仕事は、人々に感謝されると言っていましたが、道路を整備する仕事は市民の皆さんにとっては当たり前のことなので、クレームは多いが、なかなか感謝の言葉はいただけないとのことでした。日々、私たちが何気なく当たり前に通行できる道路など、環境が整っているのは、いろいろな方々の目に見えない仕事によって、成り立っていることに気付かされ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

　生徒にとって、初めて知ることや今までとは違った視点、考えをもつことができました。これからの進路学習にしっかりと役立てていくことと思います。貴重なお話を聞かせていただき、本当に有り難うございました。