踏み車をご存じですか
- 公開日
- 2007/02/27
- 更新日
- 2007/02/27
学校の紹介
本校職員玄関には、踏み車〈浮島地区では水車(みずぐるま)〉が置かれています。これは、平沼の高橋様から寄贈されたもので、昭和22〜23年頃まで農作業に使用していたそうです。
水田が高く、堀の水位が低いという地形では、水田に揚水することが困難でした。この揚水問題は、いつの時代も農家の人々を悩ませて、水田に効率的に水を入れる工夫がなされてきました。水を下から上にくみ上げるのは、人間以外の力も必要になってきます。そこで、揚水灌漑の道具が発達していったのです。大正時代末期に電気による灌漑方法が出現するまでは、踏み車による揚水が主でした。人力と道具によって揚水されていたのです。
写真をご覧ください。一つクイズを出しましょう。実際に足で踏むのは、左の写真手前の部分でしょうか。それとも、右の写真右側の部分でしょうか。
正解は、右の写真右側です。上部(天井付近)の鉄棒のような支えに両手を添えて、時には子供を背中におんぶした女性が踏んでいたこともあるようです。
このように、浮島地区は民俗学の宝庫なのです。