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令和6年度 校長あいさつ
- 公開日
- 2024/04/05
- 更新日
- 2024/04/05
校長からのメッセージ
本年度は、通常学級7クラス、特別支援学級5クラス、全校生徒231名でスタートします。今沢校区小中一貫教育目標「あきらめず やり抜く 今沢の子」、学校教育目標「自ら学び 心豊かに たくましく」、学校経営目標「伸びる」に向かい、前進してまいります。校舎から美しい富士山を眺めながら、生徒が心身共に健やかに成長できることを願っています。保護者、地域の皆様におかれましては、御支援・御協力のほど、よろしくお願い申し上げます。 校長 杉山 健
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朝礼(2) 2月26日
- 公開日
- 2019/02/26
- 更新日
- 2019/02/26
校長からのメッセージ
「富士山登山競走での最短記録」「富士山最多登頂回数」「初登山者」「初女性登山者」「富士山をいちばん遠くで見られる場所」「富士山の絵を描いた最初の銭湯」について、生徒の皆さんに紹介しました。
1月のある日、富士市で開催されたあるイベントで、福岡にある商事会社の社長さんとお話しする機会がありました。毎年、その方は車でおみえになっているそうです。「遠くから大変ですね」と声をかけると、「いやあ、この会場からは素晴らしい富士山が見えるじゃないですか。宿泊先のホテルの窓からも真正面に見えますよ。それを考えたら楽しみでしょうがないのですよ」と、満面の笑みで答えてくださいました。
ふだん私たちにとって日常の風景となっている富士山ですが、日頃から富士を仰げない人たちにとっては、やはり特別な存在なのですね。この機会に、富士山のことを考えてみるのもいいのではないでしょうか。さらには、自分たちの住む町や日本のことを、マイラ先生のように日本に来ている外国の方にも英語で説明ができるといいなと思います。 -
朝礼(1) 2月26日
- 公開日
- 2019/02/26
- 更新日
- 2019/02/26
校長からのメッセージ
2月23日は「富士山の日」でした。以前は沼津市内の学校はこの日がお休みでしたが、今はそうでなくなり、少し「富士山の日」に対する意識も薄らいでしまっているかもしれません。
「富士山の日」の趣旨を知っていますか? 条例が制定されていますので紹介します。
<趣旨>「国民の財産であり、日本のシンボルである富士山は、その類い希なる美しい自然景観により、人の心を打ち、芸術や信仰を生み出してきました。こうした偉大なる富士山を抱く静岡県において、すべての県民が富士山について学び、考え、想いを寄せ、富士山憲章の理念に基づき、後世に引き継ぐことを期する日として、2月23日を『富士山の日』とする条例を制定しました。」 -
3学期始業式
- 公開日
- 2019/01/07
- 更新日
- 2019/01/07
校長からのメッセージ
新年にあたり、「初心忘るべからず」ということを心の中に誓いました。
今沢中学校似通う生徒の皆さんにとっての「初心」は、「学校教育目標」を意味します。すなわち、「学ぼうとする心、思いやる心、強い心」の意味を再確認し、その実現を目指して努力しましょう、ということです。
「学ぼうとする心」では、授業を大事にしましょう。わからないことはわかりませんと意思表示し、教科担当の先生や友達に質問しましょう。
「思いやる心」では、弱い立場の人の気持ちに寄り添い、互いの気持ちを通わせましょう。受験を控えている3年生は、仲間への励ましと配慮が求められます。
「強い心」では、厳しい寒さに負けず、保健体育の授業や部活動、個人で取り組んでいる事柄に勇気を持って取り組みましょう。3学期は新学年の準備の学期です。進級や進学を見据え、しっかりと自覚して生活していってください。
短い3学期です。健康に気をつけ、充実した日々を送りましょう。 -
2学期終業式 12月21日
- 公開日
- 2018/12/21
- 更新日
- 2018/12/21
校長からのメッセージ
81日間の2学期が終了しました。
「伸びる」「伸ばす」の合言葉の下、あしはら祭・連合音楽会・体験学習をはじめとして、たくさんの行事に挑戦し、生徒の皆さんは思いやる心や自己有用感等を実感し、大きな自信をつけることができたと思います。部活動でも生徒会活動でも前後期の切り替えが上手にでき、2年生が中堅学年としての自覚を持ってリーダーシップを発揮していることをうれしくい思います。ご家庭でも、お子様の「伸び=足跡」を話題にしながら振り返り、3学期に向けての目標を立てさせていただきたいと思います。
1月7日の3学期始業式に、生徒のみなさん全員が笑顔で元気に登校することを期待しています。 -
朝礼(2) 11月13日
- 公開日
- 2018/11/13
- 更新日
- 2018/11/13
校長からのメッセージ
校長から「夢と目標の違い」について講話しました。
「『わたしは将来、世界一周旅行をします』というのは、夢でしょうか、目標でしょうか」との問いかけに、生徒の多くは「目標」だと反応しました。
そこで、プロ野球の選手になりたくて練習をしている子どもに対して、あるコーチが語った言葉を紹介しました。
「将来、何になりたいですか?」
「プロ野球の選手になりたいです」
「いつプロ野球の選手になると考えていますか?」
「大学を卒業したらプロになろうと思います」
「いま、プロ野球の選手になるという夢が、君にとって目標に変わったね」
つまり、いつ実現するかを定めた時点で、その少年は達成するためにどこが課題でどんなことをしていかねばならないかを考えていくことになったというのです。具体的に、達成時から逆算して、いつまでに何をどのようにしていけばよいかを考え、行動するようになって初めて「夢が目標に変化する」のです。
3年生の皆さんは、進路決定に向けて、今まさに「夢を目標にして」努力をしているところなのですね。つらい時期が続きますが、ぜひ乗り越えていってください。 -
2学期始業式 8月27日
- 公開日
- 2018/08/28
- 更新日
- 2018/08/28
校長からのメッセージ
【校長式辞(要旨)】
皆さんの元気な顔を見ることができ、大変安心しました。1学期の終業式では「夏休みだからこそ『伸ばせる』ものは何かをしっかり考え、2学期のスタート時に『自分のここが伸びた』と胸を張って言えるように」との話をしましたが、いかがでしたか。
今年の夏の高校野球大会に、三重県から白山高校が初出場しました。2007年から2016年まで連続10回、地方大会を1回戦負けのチームが、この2年で甲子園出場を果たしました。最初は選手5名でスタートしましたが、ひたすら草むしりとグラウンド整備を毎日行いました。これは、次年度の新入生のために何ができるかを部員同士で話し合って決めた取組なのだそうです。皆さんも、「誰かのために自分が頑張る姿が、自分の可能性を伸ばすことにつながる」と信じて、2学期を過ごしてほしいと思います。
2学期には多くの行事があります。そこで「毎日の生活、授業、行事、部活動などを通じて、和を深め、高め会い、自分を伸ばす2学期」にしてほしいと思います。どの学級も、運動や音楽が得意な生徒ばかりではありません。お互いに支え合って、練習を積み重ね、まとまって力を出し切り、感動が味わえるように取り組んでいってください。「誰かのために頑張ることが自分を伸ばすことにつながる」のですから。 -
終業式 校長式辞 7月20日
- 公開日
- 2018/07/21
- 更新日
- 2018/07/21
校長からのメッセージ
今年から学校教育目標が変わりました。もう覚えたと思います。「学ぼうとする心、思いやる心、強い心」です。生徒の皆さんは、この3つの心を意識して生活できましたか。
1年生は、特別支援学校との交流会で校歌や「ウィル ファインド ザ ウェイ」を披露して、特別支援学校の生徒から「すごーい」という歓声が上がりました。行事で皆さんが出す力は大きいと聞いています。挨拶も大きな声でできる人が多かったと思います。
2年生は、高原教室において、「ありがとう」と素直に言える優しさと、行事で見せるパワーに感動しました。部活動や学校の行事を少しずつ3年生から引き継いでいくにあたり、たくましさを感じました。
3年生は修学旅行において、奈良の民泊で宿泊先の人たちとのふれあいに大きな感動がありました。これは皆さんの純粋な心があったからだと思います。閉村式で歌った合唱にはたいへん感動しました。学校の顔として恥ずかしくない姿を見せてもらいました。さらには中体連、最後まで応援してくれる人たちのために全力で戦う姿は素晴らしいものでした。
D組さんも、朝のボランティア活動に精を出し、気持ちよく過ごせる環境を造ってくれたり、外周走でも学校の近くのおうちの方から褒めていただきました。
今年の今沢中学校のキーワードは「伸ばす」です。運動の面でも学習の面でも、4月に比べとてもたくましくなった皆さんの姿をみることができた1学期だったと思います。
明日から夏休みです。どんな計画を立てましたか。夏休みだからこそ「伸ばせる」ものは何かをしっかり考えて生活してほしいと思います。そして、2学期のスタート時に、自分のここが伸びたと胸を張って言えることを期待しています。
3年生は「学力を伸ばす」、1・2年生は「体力を伸ばす」「技を伸ばす」などいいでしょう。何か少し努力すれば達成できそうな目標(ストレッチ目標)を立て、その目標が達成できたら、また次の手が届きそうな目標を立てて挑戦し続ける夏休みにしてください。8月27日は、いっそうたくましくなった元気な皆さんに会えることを楽しみにしています。
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「努力は足し算、協力は掛け算」(朝礼)
- 公開日
- 2018/06/19
- 更新日
- 2018/06/19
校長からのメッセージ
小さな努力でもそれを続けていけば、足し算の答えのように大きくなっていきます。たとえば朝読書の時間に分厚い本にチャレンジしている人がいます。毎日5ページずつ読めば、3日間で15ページになり、そのまま読み続けていけば必ず読み切れます。たとえ苦手な事柄でも、努力したのに何もならなかったということは決してありません。結果は必ず増えていることを信じて頑張ってください。
3人が2ずつ協力して頑張ると、2×2×2で8と、足し算よりも大きな結果になります。でも、もし、一人でも協力しない人がいると、2×2×0で0になってしまいます。期末テストを控えた今、授業に集中しているときに、ある人が飽きたからおしゃべりをしたり勝手に出歩いたり間違った人を馬鹿にしたりしたらどうでしょう。そういう人は掛け算では0の人で、授業は台無しになり、一人一人の学力も定着しません。さらに、中体連大会やあしはら祭に向けた活動の場面でも、皆で決めたことなのに、「自分一人くらいやらなくてもいいよな」「だれかがやってくれるはず」という気持ちの人が一人でもいると、よい成果を上げることができません。一人一人は小さな力でも、その力を結集すれば一人でできないこともできるようになるのです。
1学期の残された日々を、皆さん一人一人の「努力の足し算」と、皆が集まったときの「協力の掛け算」で、大きな今沢中学校の力にしていってほしいと願います。