2015年10月から2016年1月にかけてウエスタンシドニー大学が独自に行った調査では、国民の60％以上がオーストラリアの国旗を変更すべきだと答えたそうです。イギリスの植民地開拓と入植製作によって生まれたオーストラリアですが、現在はアジアとの経済的なつながりを強くし、多くの人種が融合しています。「今まで勉強したことを反映させよう」「現地の人の立場に立って考えよう」と留意しながら、活動が進んでいきました。
　これまでに授業者が配布した手作り資料を見返したり、黒板の所まで貼った資料を見に来たり、地図帳や理科の資料集を参考にしたりと、生徒たちは一生懸命資料に向き合っていました。いかに授業者の提示する資料や単元構成が魅力的であったかがうかがわれました。
　次時には仲間の作成した国旗を国民投票（学級でいちばんよい作品を選ぶことを）します。「なぜ、新しい国旗にそれを配置したのか」その理由付けの質が問われると思いました。