本校の四年生は、昔、千本松原を植えた増誉上人について、明強学習（総合的な学習の時間）で学びました。さらに詳しいことを知るために、乗運寺のご住職の林茂樹様にお話を伺いました。私たちの身近にある千本松原を、これからも大切にしていきたいと思いました。

２月８日、地域の老人会の皆さんにお越しいただき、昔の遊びを教えてもらったり一緒に楽しんだりしました。とくに、竹馬は、初めての経験でしたが、コツを教わり、援助していただきながら百歩以上歩くことができました。

　竹馬に乗るのは初めてと言う子ばかり。最初は乗ることさえ難しく、足が開いたり閉じたりして一歩も進めませんでしたが、ゲストティーチャーの皆さんが、汗をふきふき支えてくださり、前進できるようになりました。まだまだ一人では乗れませんが、楽しくあそぶことができました。
　老人会のゲストティーチャーの皆さん、たいへんありがとうございました。

　次は、竹とんぼ。手のひらで上手にくるくる回して、ふわっと空中へ。でも、なかなかうまく飛びません。
　ゲストティーチャーに、アドバイスをいただきながら、何度も挑戦している内に、少しずつ遠くまで飛ばせるようになってきました。

　老人会の皆さんをお迎えして、昔の遊びで交流しました。
　和室では、あやとり、おはじき、いろはカルタを行いました。カルタに出てくる難しい昔の言葉を教わったり、おはじきを上手にぶつける方法を教わったりしました。

　５年生が、図書館支援員（学校司書）さんの支援を受けて、ビブリオバトルを実施しました。事前指導で各自が準備していた本のアピールもしっかりでき、質問場面でも鋭い突っ込みが見られました。
　最後には、各班で上位だったメンバーが前に出て、自分が薦めたい本を紹介しました。

　地域のお琴の先生をお招きして、「お琴の音色を聴く会」を行いました。普段めったに見ることのない本物の琴を目の前にして、素敵な音色を聴かせていただいただけでなく、実際に演奏してみました。初めてふれる日本古来の楽器に興味津々。全員が「さくら」の曲を演奏できました。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

　包丁の使い方に慣れ、一人３枚のひものを作り上げました。こわごわ魚に触っていた子どもたちもできあがったひものを見て、満足そうでした。沼津の特産であるひものについても知ることができ、とてもよい体験になりました。

　「沼津ひものの会」の方々に教えていただき、あじのひものを作りました。子どもたちは初めての経験に緊張しながら包丁を使い、あじを開いていきました。開いたあじを歯ブラシできれいに洗い、塩水につけました。できあがった開きを干し物網に並べ、とてもうれしそうでした。教えてくださった方の手さばきに感激していました。今夜は家族でひもの作りの体験を話しながら、おいしい夕食になると思います。

　今日は「健やかな体 育成事業」として、法政大学の杉本龍勇先生をお招きしました。午前中は、３４年生、５６年生と、２学年ずつ走力アップのための実技指導をしてくださいました。子どもたちは体のバランスを意識しながら、足の裏全体を上手に使って走るにはどうすればいいのか教えていただきました。昼食後、６年生には「夢に向かって挑戦する心」と題して講演をしていただきました。自分の夢に強い決心を加えて目標に変え、その目標に向かって挑戦するような強い生き方を目指して欲しいと、こどもから大人へと成長していく６年生にエールを送っていただきました。
杉本先生の言葉：「成功した人は皆、小６では目標を定めていた」