学校日記

11月、12月活動、5年生総合学習「原からとびだそう」【PTA取材】

公開日
2025/12/08
更新日
2025/12/07

PTA

11月11日をスタートに、12月2日・3日・4日の総合的な学習の時間で、5年生は「原から飛び出そう」というテーマのもと、校外での取材活動に挑戦しました。

自分たちで訪問先を検索し、アポイントを取り、スケジュールを作成し、当日は自分たちの力だけで取材へ向かう——これまでにない学習でした。


この活動を知ったとき、保護者としては「本当に大丈夫だろうか」という不安もありました。

しかし当日、実際に子どもたちの姿を見た瞬間、その不安は一気に吹き飛びました。


自分たちで作成したスケジュールを確認しながら仲間とバスを待つ姿。道に迷いながらも相談し、協力し合う姿。取材を終えた後、達成感に満ちた笑顔でアイスクリームを食べている姿。そして何より、アポイント先でオーナーや担当の方に、調べてきた内容をもとに堂々と質問し、その場で新たな情報を聞きながら積極的にやりとりをする姿は、授業参観や家庭で見る姿とは全く違い、頼もしさと力強さにあふれていました。


また、先生方も子どもたち一人ひとりのタイムスケジュールを把握し、四方八方へ動いて見守ってくださっていました。その安全への配慮とサポートには、心から感謝しています。


沼津に住んでいても、子どもと一緒に公共交通機関を使って街を探検する機会はなかなかありません。今回の学習は、子どもたちだけでなく、保護者にとっても大きな意味のある体験となりました。訪問先の皆さまも「素晴らしい取り組みですね」と温かく迎えてくださり、活動の価値を改めて実感しました。


先生のお話によると、この取り組みは初めての試みだったそうです。しかし、困難の多い時代だからこそ、子どもたちの好奇心、行動力、探究心、判断力といった“生きる力”を育てる学習の大切さを強く感じました。

今回の活動を通して、私たち保護者の知らないところで、子どもたちが想像以上に大きく成長していることを実感し、その姿を多くの保護者の方にも知っていただきたいと感じる、貴重な取材となりました。


PTA会長 笹本