学校日記

終業式2(7/21)

公開日
2017/07/21
更新日
2017/07/21

学校の様子

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続いて、「校長式辞」校長先生から大きく二つのお話をいただきました。
一つ目は、「友情の像」にまつわる話、命の話。
二つ目は、本日配布、学校便り「たではら」に掲載されている話。「早寝、早起き、朝ごはん」など。
皆、真剣に聴き入っていました。

「友情の像」についての話の部分をここに掲載します。じっくり読んでください。

 この「友情の像」は、今から55年も前の昭和37年9月18日に完成したものです。私が生まれて間もない頃ですから、半世紀も昔になりますね。では、この「友情の像」は、どのような理由で五中に建てられたのかを知っている人はいますか?
 実は、「友情の像」が建てられた1年前、昭和36年の夏休みも終わりに近い8月28日、クラスの友達6人と先生とで伊豆にキャンプへ行った時のことです。当時第五中学校の2年生だった「植松 仁」さんが、河津大滝と呼ばれている大きな滝の滝壷で泳いでいた女子大生が溺れているのを発見しました。「植松 仁」さんは、助けたい一心で滝壺へ飛び込んだのですが、帰らぬ人となってしまった。という、とても痛ましく悲しい事故が起きてしまいました。
 その「植松 仁」さんの立派な行いをたたえるとともに、広く世間に知ってもらいたい。そして生命の大切さをこれからずっと、第五中学校の後輩達に伝えていきたい!という、保護者や同窓会の大勢の方の強い思いと協力を得て、「友情の像」が創られたのです。実は、この像の後ろに回ってみると、そのような事柄が刻まれています。まだ一度も読んだことのない人は是非、読んでみてください。
 この「友情の像」は、伊豆半島の西海岸に位置する西伊豆町出身の日本でとても有名な彫刻家であった「堤 達男」先生に依頼して創っていただきました。しかし、40年という長い年月が経って、一度大きく崩れたらしく、かなり傷んでしまいました。そこで、今から14年も前ですから皆が生まれた頃になりますが、その時「堤 達男」先生は既にお亡くなりになっていましたので、その息子さんである、現在、日展の評議員をされていて、お父様と同様に、日本でとても有名な彫刻家の「堤 直美」先生に修復をお願いして、平成15年に復元されたのです。
 修復してくださった「堤 直美」先生の身近で有名な作品としては、静岡駅北口に大きな「徳川家康公の像」と等身大くらいの徳川家康の少年期にあたる「竹千代君の像」が平成21年に設置されています。見たことはありますか?今度、静岡駅で降りる機会がありましたら、北口広場にあるこの二つの像を観てきてください。
 さて、今年の6月最後の土曜日のことです。午前中に、定年退職して何年も経つ、3人の第五中学校の歴代校長先生方が学校に見えて、「友情の像」の前の花壇にマリーゴールドの花や苗を200本以上も植え、周りの木の枝を切ってくださいました。これには大変驚きましたが、3人の元校長先生がたの「友情の像」を大切にしたい!という強い想いが伝わってきました。私は、第五中学校の校長として、皆さんに、この「友情の像」がどうしてできたのか、その成り立ちを伝えなくてはいけないと思い、今日お話をしているわけです。皆で「友情の像」をこれからも今まで以上に大切にしていきましょう。そして生命の大切さについて、じっくり考えてほしいと思います。

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