続いて、校長先生にお話をいただきました。これまで、子どもたちに投げ掛けてきた言葉を用いながら、お話をしてくださいました。概要をお伝えします。
平成から令和へ、令和に込められた「秩序と調和に満ちた平和な時代になってほしい」という願い。現在、新型コロナウイルスの終息が見えない中、皆が五中生として自覚を持って行動していることが何より嬉しく、ありがたく思っている。
　生きる上で欠かすことができない三つの力「課題対応能力」「人間関係形成能力」「キャリア・プランニング能力」、この三つの力は、ばらばらにあるのではなく、一人の人の中で融合することによって確かな生きる力になる。授業はもちろん、行事や部活など随所にこの三つの力を発揮し、向上させてきた。私たち教員も、予想もしなかった新型コロナウイルス感染拡大という課題に向き合い、三つの力、生きる力をフル稼働して、進むべき道を探している。
　第五中の合言葉にある「志」。「志」は夢とは異なり、個人の願望を超えて多くの人のために尽くす気概である。進級するこの春休み、自分が抱くべき「志」は何か、改めてじっくり考えてほしい。それが、来年度、皆が進むべき「道標」になる。
　この休校中、困っていることを一人で抱えこまないでほしい。担任、学年の先生、誰でもいいので話してほしい。
　しばらく休みが続くが、引き続き、感染予防に努めるとともに、免疫力アップを心掛け、新しい学年のスタートに備えてほしい。

　「令和２年度、新しい学年に進級した皆さんに会える日を楽しみにしています。」