社会科より
- 公開日
- 2020/05/12
- 更新日
- 2020/05/12
学校の様子
郷土読本「沼津」を読んでみましょう。
新1年生は学校再開時に配布されますが、2,3年生は1年時に全員配布されている「沼津」という冊子があると思います。授業ではなかなか取り扱う時間がありませんが、この機会にぜひ、じっくり読んでみてください。多くの発見ができると思います。
新1年生は、小学校の時に配布された「沼津」をもう一度読み直してみてください。
写真は安藤広重の東海道五十三次に描かれた沼津です。どこか、調べてみて下さい。
もう一つは沼津の戦国大名です。記事を読んで、戦国時代に思いをタイムスリップしてみてください。今、NHKの大河ドラマ「麒麟が来る」も戦国時代が舞台です。北条早雲と合わせて時代考証も面白いと思います。
また、司馬遼太郎の「国取り物語」もお勧めです。上巻では、いっかいの油売りから戦国大名になった斉藤道三、下巻では、織田信長が中心に描かれています。どちらも生き生きと人物が描かれていて、物語に引き込まれていきます。道三と信長の初めての顔合わせの場面、桶狭間の戦いの場面、道三から「美濃一国をくれてやる」といわれたが、なかなか城を落とせないところ、秀吉、竹中半兵衛の活躍により急展開する美濃攻め、明智光秀の人となりが巧みに描かれています。下巻だけでも読むことをお勧めします。