国語科だより 〜新茶〜
- 公開日
- 2020/05/15
- 更新日
- 2020/05/15
学校の様子
新茶の季節になりました。
暦の上では立夏です。(ちなみに今年は5月5日〜20日までが立夏です。)
端午の節句など、年に数回あるみなさんが良く知る行事を「五節句(ごせっく)」、
夏至や立秋などの呼び名を「二十四節気(にじゅうしせっき)」、
これを更に5日ごとに分けたものを「七十二候」(しちじゅうにこう)と言います。
農業の国である日本において、この時期がどんな時期なのかを示すため作られた先人の知恵ですね。
5月11〜15日は七十二候でいうと「蚯蚓出」という時期にあたりました。
「蚯蚓」は読めますか? 答えは「みみず」です。
「みみず、いづる。」
この時期は、土の中のミミズがいよいよ動きだし、畑の土作りを始める時期だと言われているのです。
学校も、ようやく動き出すことができるようになりました。
ミミズも頑張る季節です。私たち人間も負けられませんね。
※ちなみに、5月16日〜20日までは「竹笋生」。「たけのこ、しょうず」です。
ぐんぐん伸びるタケノコのように、時間もあっという間に過ぎていくでしょう。
さて、せっかくなので、みなさんも急須を使ってお茶を楽しんでみてはいかがでしょうか。