国語科だより〜薔薇(ばら) 2〜
- 公開日
- 2020/05/27
- 更新日
- 2020/05/27
学校の様子
薔薇は、絶世の美女クレオパトラにも愛された花です。
クレオパトラの生きた時代、エジプトは、姉弟で、権力争いのまっただ中でした。そこで、クレオパトラはローマの力を得ようとします。ローマからやってきたシーザー(カエサル)と結びつくことが大事と考えシーザーに近づきます。
シーザーに近づくとき、絨毯に巻かれて絨毯を開くとき、薔薇の香りとともにシーザーの前に表れました。もてなす時に、出席者はみな、薔薇の髪飾りをつけたそうです。薔薇の香りに包まれて、シーザーは、クレオパトラのとりこになりました。
シーザー亡き後、ローマから来たアントニウスを招いた時は、薔薇の花びらを70センチ、床に積もらせて、迎えたといいます。彼もやはり、クレオパトラの魅力にすっかりまいってしまいました。
「クレオパトラの鼻がもう少し低かったら(短かったら)歴史が変わっていた」といわれるゆえんですね。フランスのパスカルという数学者の言葉です。
このような、名言・格言なども知っていたいですね。
※学習課題
次の言葉は、だれの言葉で、どのような意味を表していますか。
・人間は考える葦(あし)である。
・考えるな!感じろ!
・努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。(これは沼津に関わりのある人物ですよ)