国語科だより〜冬至 3〜
- 公開日
- 2020/12/21
- 更新日
- 2020/12/21
学校の様子
柚子湯以外の風習に、「かぼちゃをたべると風邪をひかない。」という話があります。
今日の給食ではかぼちゃの入ったほうとうを食べましたね。
一年生では、「字のない葉書」を勉強したときに、主人公が、食べ物のない中帰って来る妹に、かぼちゃを小さいものまで一列に並べて迎えるお話がでてきました。戦争中、みんなどんな気持ちでかぼちゃを食べたのでしょう。
また、昔の人たちにとって、真冬、青いものが食べられない長い冬に、貯蔵がきき、鮮やかなオレンジ色のかぼちゃはビタミンやカロテンを補ってくれる貴重なものだったのでしょう。
かぼちゃの別名に「なんきん」があります。『なんきん』南京(中国の都市の名前)南瓜(中国ではこう書くそうです)。なぜ『かぼちゃ』なのでしょう。
『カンボジア』カンボジア、かんぼじあ、かぼじあ、かぼちゃ・・・。だとも言われています。本当でしょうか。
冬至とて 南瓜(なんきん)嫌いも 食はさるる
下村 ひろし