国語科だより〜端午の節句 5〜
- 公開日
- 2021/04/30
- 更新日
- 2021/04/30
学校の様子
子どもの成長を祈るものに「鯉のぼり」がありますね。
昔中国のお話に、「龍門」という流れの激しい滝を上れた鯉だけが龍になれるというものがありました。今でも「登竜門」なんて使いますね。
江戸時代、東海道五十三次の浮世絵で有名な歌川(安藤)広重は「各所江戸百景水道橋駿河台」という浮世絵で、空を遊々と泳ぐ黒い鯉のぼりを描きました。
五中の会議室の廊下側の壁にも広重の浮世絵が飾られています。校区にすんでいらっしゃる山崎哲さんが五中のみなさんへと寄贈してくださいました。こちらは広重の「東海道五十三次 沼津」です。江戸時代、沼津の空はどんなだったのでしょうか。
みなさんが元気に成長する一年を過ごせますように。
大空の 波にのりけり 鯉幟
樋口 明子