国語科だより〜十三夜 2〜
- 公開日
- 2021/10/18
- 更新日
- 2021/10/18
学校の様子
兼好法師は徒然草で次のように書いています。
花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。雨に向かひて月を恋ひ、垂れ籠めて春の行方知らぬも、なほあはれに情け深し・・・
(風流とは、満開の桜や満月を見るだけではない。雨が降って月を見たいと思ったり、春、雲で見えない月がどこかと思ったりすることも、なんとしみじみ心に感じられることだ。)
心の目で月を感じる。
頭の中に自分の月を持つということでしょうか。月が見えても見えなくても月を少しだけ、想って見ませんか?