学校日記

12/25(月) 終業式

公開日
2017/12/25
更新日
2017/12/25

学校の様子

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「2学期を振り返って」
○私は2学期、自ら立候補することを頑張りました。これまで自ら、何かに立候補することは全くしませんでした。ですが、2学期は学級委員に立候補しました。立候補しようと思った理由は些細なことでしたが、振り返ると学級委員に立候補して、他学年の人と交流が増えたのでよかったと思います。最後まで、自分の仕事に責任をもって行動したいと思っています。逆に、できなかったことは、定期テストに向けてのテスト勉強です。一学期よりテストの点数が悪くなってしまった教科がありました。学校から家に帰ってからの時間に、ついつい読書をしてしまうなど、集中して取り組むことができませんでした。特に、苦手な教科に手が付けられず、得意教科との差が大きく開いてしまいました。そこで、冬休みは集中力をもってしっかり2学期の復習をしたいです。そして、2学期一番がんばって立候補した学級委員は、最初に言ったとおり、自分の仕事に最後まで責任もって行動していきたいです。3学期は、8年生の0学期です。静浦小中一貫学校の大志部であるという自信を持てるように、そして、そう言える集団を目指していきます。

○私は2学期を振り返って頑張れたことや学んだことが3つあります。1つは職業体験です。私は市内にあるケーキ屋さんに行きました。実際に職場で働いている人たちは、お客様にただ商品を提供するだけでななく、お客様に感謝しておいしいものを届けたいという想いがあることを学びました。私が体験したことは、箱を組み立てたり、商品にシールを貼ったりしました。細かい作業だったけどやりがいのある仕事だなあと思いました。2つ目は、委員会です。私は給食委員長になりました。委員長という立場になると、今までとは違いどうしたらいいのか、どう改善したらいいのか考えるようになりました。そして私は計画すること、実行することの大変さも学びました。給食委員会は、全校で残量0を目指しています。全校で残量0は、難しいことです。みんなで頑張っていきます。3つ目は部活動です。2学期は先輩方が引退して7,8年生での部活がスタートしました。私は、最初先輩のようにチームをうまくまとめることはできませんでした。今までチームをまとめてくださっていた先輩のありがたさや、あいさつ、返事などの大切さに気付きました。だから、これからの大会は、今までテニスを教えてくださった先生方や先輩方に恩返しができるようなプレーをしていきたいと思います。2学期は大変なこともありました。でも、その中で挑戦したり努力した先には「本当の楽しさややりがい」があることを学びました。来年は9年生になる年です。9年生は最上級生なので、当たり前のことがしっかりできるようにして勉強と両立できるようにします。ほんとうの楽しさややりがいを追及していきたいです。

○式辞
81日間の2学期を本日終了します。毎日カメラを片手にみんなの頑張っている姿を写真取らせてもらいました。ありがとうございました。皆さんの活躍を振り返るとともに、ここで考えてもらいたいという願いを込めて、画面を作りました。皆さんへのクリスマスプレゼントをこの画面で行いたいと考えました。それでは、画面で2学期をまず振り返ってみましょう。スクリーンをご覧ください。… 今年の黒潮祭は紅組の勝利で終わりましたが、皆の心には、たくさんの思い出が残っていると思います。つらかったこと、楽しかったこと、嬉しかったことを大切にしてください。第一部は以上です。
 続いて第二部「サイン帳」です。
ある日ディズニーランドのインフォメーションに、お父さんが元気なさそうにやってきました。スタッフが、「いかがいたしましたか?」と聞いた、お父さんは、「実は今日、子供と二人で念願のディズニーランドへ来ました。子供が、キャラクターにサインをしてほしいと言っていたので、サイン帳を持ってきたんですが、あと少しでサイン帳が全部埋まる、というところで、そのサイン帳をなくしてしまいました。落し物で届けられていないかと思って…?」インフォメーションには、サイン帳は届けられていなかった。そこで、そのスタッフのSさんは、その家族が2泊3日滞在することを確認し、さらにサイン帳の特徴を詳しく聞いた。そして、帰る前にもう一度よっていただくようにお願いをした。お父さんが帰られた後、そのSさんは、様々な部署に電話をかけたり、駐車場や心当たりのある場所を探したりした。ところが、どうしても見つかんなかった。もしかしたら、拾った人が、「すごい!これみんなのサイン、書いてある」と喜んで持って帰ったかもしれない。とにかく見つからなかった。で、そのスタッフのSさんは、悩んだ末に、同じサイン帳を自分で買って、いろんな部署をまわって、キャラクターのサインを全部書いてもらいました。2日後、お父さんがやってきて、「どうでしたか?」と聞きました。Sさんは、「申し訳ございませんでした。そのサイン帳は見つけることができませんでした。でも、お客様、こちらのサイン帳をお持ち帰り下さい。」と。お父さんがビックリして中を見ると、キャラクターのサインが全部書いてあった。お父さんは、もちろん大喜びして、「ありがとうございます!」と持って帰ったそうです。・・・で 後日ディズニーランドにそのお父さんからの、一通の手紙が届いた。先日は「サイン帳」の件、ありがとうございました。実は、連れて来ていた息子は脳の病気で「いつ死んでしまうかわからない」・・・そんな状態の時でした。息子は物心ついたときから、テレビを見ては、「パパ、ディズニーランドに連れて行ってね」「ディズニーランド行こうね」と、毎日のように言っていました。「もしかしたら、約束を果たせないかもしれない。」そんなときでした。「どうしても息子をディズニーランドに連れて行ってあげたい。」と思い、命があと数日で終わってしまうかも知れないというときに、ムリを承知で、息子をディズニーランドに連れて行きました。その息子が夢にまで見ていた大切な「サイン帳」を落としてしまったのです。あの、ご用意頂いたサイン帳を息子に渡すと「パパ、あったんだね! パパありがとう!」と言って大喜びしました。そう言いながら息子は数日前に、息を引き取りました。死ぬ直前まで息子はそのサイン帳をながめては、「パパ、ディズニーランド楽しかったね!ありがとう!また、行こうね」と言いながら、サイン帳を胸に抱えたまま、永遠の眠りにつきました。もし、あなたがあの時、あのサイン帳を用意してくださらなかったら…。子はこんなにも安らかな眠りにはつけなかったと思います。私は、息子は「ディズニーランドの星」になったと思っています。あなたのおかげです。本当にありがとうございました。その手紙 を読んだSさんは、その場で泣きぐずれたそうです。もちろん、その男の子が死んでしまったという悲しみもあったと思いますが、「あの時に精一杯のことをしておいて、ほんとうに良かった」という安堵の涙だったと思います。
今、クラスの仲間や家族、その他いろいろな人々に支えられて生きている自分を感じることができますか。皆さんは、「人かに頼まれたとき、人が困っているとき、親切に、丁寧にしていますか。」この10日間の冬休みの期間に、親や親せき、兄弟姉妹からの言葉に対して、一生懸命対応したか考えてみてください。
そして、1/5に誰に対しても温かい気持ちで「おはようございます」とあいさつを交わしましょう。以上で終了します。友情は、友の存在を認め 友の立場を認め 友の思いを認め 友の気持ちを認め 友の優しさを認める「優情」でありたい。以上で終わります。