学校日記

10/8(火) 第四ステージスタート

公開日
2019/10/08
更新日
2019/10/08

校長から

○今年度も折り返し地点を過ぎました。黒潮祭のスローガンも見事に達成し、みんな一人一人の絆が深まったと思います。朝早く登校したり、暑い中泥んこになって練習したり、いやなこともたくさんあったかも知れません。でも、仲間とともにやり遂げた喜びの方が大きいと思います。だから、大成功でたいへん感動的な黒潮祭になりました。保護者・地域の方から「感動した。たいへん見応えがある。あたりまえのように9学年が一緒にグラウンドにいる」など応援をいただきました。ありがとうございました。
○後期、第四ステージ「実りステージ」が始まります。自分を見つめ、活動を充実させる時期です。今日は「言霊(ことだま)」について話をします。「言霊」言葉に宿っていると信じられている不思議な力のことです。昔の人は言葉に霊が宿っており、その霊のもつ力が働いて言葉に表すと現実になると考えていました。言霊という話は「万葉集(奈良時代)」の和歌においても歌われていて、後の時代まで影響を与えています。言霊がもつ言葉の力は、人の心をも左右します。お友達から「ありがとう」「ごめんね」「ナイス」「すごい」等の言葉をかけられたときどんな気持ちになりますか。「うれしい」「やって良かった」「がんばろう」と嬉しくなり心が温かくなりますね。また、言った方も明るい気持ちになります。お互いに笑顔になり、その笑顔でいっぱいになります。お友達のことを大事に思っている子は、自然と言い言葉を使うようになります。
○逆に「うざい」「うっとおしい」「あほ」等の言葉がかけられたときはどうですか。嫌で悲しい気持ちになりますね。良い言葉で声をかけたりかけられたり、、そんな友達関係が良いですね。そこには思いやりの心があります。自分にもお友達にも心は見えません。でも本当に見えないのでしょうか。確かに心は誰にも見えませんが、心遣いは見えます。心遣いって何。友達が困っていたら「大丈夫?」と声をかけてあげたり、助けたりしますね。この心遣いで行う行為が思いやりです。「思い」は見えないけど、言葉で、態度で伝えることができます。心があったかくなる言葉をたくさん使って、自分も友達も周りの人たちも良い気持ちになりましょう。スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、様々なことに挑戦しやすい季節です。心も磨いて、黒潮祭で築いた「絆」をさらに強い絆にしていきましょう。