10/21(月) 進路説明会
- 公開日
- 2019/10/21
- 更新日
- 2019/10/21
9年生
本日、5時間目に進路説明会を実施しました。入試へ向かう心構えや入試日程、選抜方法などを担当者から説明させていただきました。9年生はこれからが本番です。学校体制で支援していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
○日本を象徴する植物の一つでもあり、昔から私たちの身近に存在しているのが「竹」であります。竹取物語の一節に「よろずの事に使いけり」とあるように、当時の生活用品として、扇子を初め提灯や傘などがしなやかな竹から作られていました。また、三本の竹を松で囲み、荒縄で結んだものを門松として正月を迎えたり、松、竹、梅の三つを合わせて松竹梅と呼び、縁起のよいものと称したりなど、私たちの生活の中に根付いているように思います。このことから、すくすくと青い空に向かってま真っ直ぐに伸びる様子は、子どもたちの成長の姿に似て例えられます。しかし、初めから竹は、立派な成長の姿を見せるわけではなく「竹の子」の段階から少しずつその成長の過程に「節」を作って伸びているわけです。言い換えると「竹は節を作って確かに成長する」のです。背の高い竹に節があることで、強風による横からの強い力を受けても折れにくく、しなやかに、しっかりとその厳しさに耐えながら伸びていきます。また、竹は節毎に成長点を持っていると言われています。それだけ竹の成長にとっては、節は大切なものであり、子どもの成長過程においても同じだと考えます。子どもたちは、成功体験であったり、失敗体験であったり多くのことを学びながら成長していきます。しかし、この時期に何が達成できて、何が達成できていないか、次へどのように、向かうのかなどの振り返りが大切になります。振り返りをすることで、節目は単なる通過点から、より成長を促す成長点としての節目になっていきます。大きな節を作るためにも、子どもの学力だけでなく、性格や今後の生き方、就職をして社会人になるという方向性を見据えて、進路を考えていくことが必要です。入っていく高校が最終学歴になるのか、大学や専門学校等上の学校に、なおかつ進学したいのかでも、違ってきます。ご家族で、お子様の気持ちを聞きながら、じっくり話をしてください。なお、お子様の進路の相談に関しましては、担任が窓口になりますが、大志部職員の他、校長・教頭・教務主任がはいる進路検討委員会で一人一人の進路をじっくり協議・検討いたします。どうぞ、安心して、大志部職員へご相談ください。