９年生の発表では、まわりの人に支えられたこと、仲間とともにがんばってきたことなどを話しながら、学年として、大志部としてみんなで成長できたことが語られました。

最後の校長先生の話では、三島南高校伊藤先輩の甲子園出場、東京オリンピック・パラリンピックなど、２０２１年を振り返ったあと、大リーガー大谷選手が、高校時代に作った目標設定シートを画面に提示しました。そのカードを見ると、夢や志を持って挑戦したから、大きな夢や志が叶ったということがよく分かりました。
初志部は、あこがれを持って、なりたい自分になるためにがんばり、立志部・大志部は、志を持って、人の役に立つ目標を持っていくことが大切です。
ある料理人の目標を例に挙げ、ただ店を持つという目標では、目標が叶わなかったときに、自分やまわりをせめたり、自分に自信を持てなくなったりしてしまうけれど、おいしい料理で人を元気にしたいという人のための目標を持てば、店を持てなくても、お客さんに喜んでもらえることで充実感を味わえます。
人のために役立つということは、多くの人から自分ががんばるエネルギーをもらえるという話に、子供たちもうなずきながら話を聞き、３学期には、目標を決めて登校することを決意しました。